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ぺそぎん・タンバリン
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ホンカク読本【前編】〜読書感想文〜

ふとしたきっかけで出会ったこちらの本。

 

知人であり、私のホームページにおいては

ライブレポートでギタリストとして登場する

森末さんの書かれた著書「ホンカク読本」です。

 

プロのライターさんである森末さんが、

読みやすくわかりやすい文章の書き方を

余すところなく教えてくれるのが本書です。

 

自分の書く文章を人目にさらしている、という意味では

このブログや先述のライブレポートなどがありますが、

果たしてこれで本当に正しいのか?という疑問は常に持ち続けていました。

 

結論から申し上げますと、

「自分が信じてやってきたことはだいたい間違っていなかった」

と、本書を読んで確信しました。

 

「第一章 書く前にしておくこと」は、

その言葉の通り書くための下準備といったところでしょうか。

ライブレポートを書くのもそうですが、

何もないところからいきなり書き出すことは基本的にありません。

ライブレポートである以上、まず見てきたライブが立派なテーマであり、

ライブの記憶そのものが貴重な資料となります。

本書でも紹介されていましたように、

テーマを決めて資料を集めるということが

とても大事なことだというのが改めて実感できます。

 

「第二章 読みやすく書くポイント」では

本書の目次を眺めているだけでも、

そうそうこれやってる!とか

こんな方法もあるんだ、とか

まさに目からウロコがボロボロ落ちるようです。

黙々とライブレポートを書いている間は

どうしても独りよがりな文章になりがちですが、

人に見てもらう前提である以上

読みやすくわかりやすいようにする工夫は必須です。

私がレポートを書いていて、特に頭を抱えるところでもあります。

 

「第三章 ルールを守って書こう」でも、

自信のない言葉は辞書で調べたり、

文末の整え方をできるだけ統一したりと

普段からやっていると思うこともあれば、

知らずに使ってしまっていた言葉や表現があったかも知れない、と

ドキッとする瞬間もあります。

 

「第四章 文章に深みを増す方法」では、

ワンパターンになりがちな文章にメスを入れるための

さまざまな小技が紹介されています。

同じ言葉が何度も出てきそうなときは、

ほかに違う表現方法がないか考えたりしますが、

まさにこれ!と一人でうんうんうなずいておりました。

 

「第五章 書き手が心得ておきたいこと」で一番共感したのが、

書き終えてから時間をおいて推敲することです。

私のライブレポートで時間がかかる最大の理由でもあります。

そして、そこまで時間をかけておいてもミスを見つけてしまい

公開後にへこんでしまうこともしばしばですが。

書き終えてから多少の時間をおかないと、

自分の書いたものを客観的に見ることができないんですよね。

主観的に見ている間はどうしても見逃しがちなことを、

他人の目になって読む方が、見えてくることもたくさんあるのですね。

 

この本のすべてに言えることは、

やってきたことには自信をもっていいんだということと、

こんなやり方もあったんだという

自分にとって新しい発見が盛り込まれているということ。

 

言ってみれば、ただ本を読んでいるだけにすぎませんが、

私が著者ご本人の人柄を知っていることもあり、

その人柄がうかがえる言葉が並んでいるのもあり、

まるで森末さんがそばで教えてくれているような錯覚さえ覚えます。

 

ところで、私が文章を書くことに目覚めたのは、

中学2年生の時に同級生に勧められた

荻原規子さんの「空色勾玉」でした。

挿絵が一切入っていない日本神話物のファンタジー小説で、

光景が目に浮かぶような文章にたちまち心を奪われたのを

今でもよく覚えています。

 

それからほどなくして赤川次郎さんの三毛猫ホームズシリーズを読み、

文章だけで本気で大笑いしたこともあり、

何を思ったのか

「こういう文章なら自分にも書けるかも知れない」

というある種の勘違いみたいな考えが芽生えてきました。

それまで学校から課される読書感想文なんて死ぬほど嫌いだったのに、

気づけば国語の授業の作文で満点をもらえるほどになっていました。

 

そんなお調子者がいつしか自分のホームページを立ち上げて

ライブレポートまで書くようになって、現在に至ります。

 

最近は出かけるライブの本数が激減しているので

レポートを書く機会も比例して少なくなっていますが、

機会があればまたいくらでもレポートを書きたいと思っております。

 

そのためにはまたどんどん「ライブ」という

素晴らしい資料を集めに出かけたいものです。

 

ここまですでに長くなってしまいましたが、後編に続きます。

今回がタイトル通り読んだ本の感想に対し、

後編では読んだ後の感想という意味として、

若干タイトルをもじってみました。

posted by: kaede | レポ | 01:53 | - | - | - | - |
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